ブログ移転

「まご追い日記」は、永らくこのはてなダイアリーで書いてきましたが、事情によりこのたび、biglobeブログに「まご追い日記Ⅱ」(http://magooi.at.webry.info/)として移転いたしました。もとより、個人の備忘的メモとして書いてきたものですが、引き続きそち…

せつない出来事

先週水曜日の午後4時半頃、私の携帯電話が鳴ったので出たら、いきなりYちゃんの泣きべそ声が聞こえてきました。塾に通う路線バスの中からです。「千円札がない。バスを降りられない」というもので、バスの騒音とも相まってよく聞き取れない部分もあるのです…

「何歳の頃に戻りたい?」

先日、娘の家に孫の世話に行ったときのこと。学校から帰ってきたYちゃんが、「おじいちゃんは、戻れるとしたら何歳頃の自分に戻りたい?」といきなり聞いてきました。とにかくこの子は、戦国時代や特攻隊など、昔の話が大好きな「歴女」です。その日も書棚…

2017夏④ 「おうちゼミ」

ママがフルタイムの就労をしたため、去年から保育園に通うようになったKくん。私が応援に行く時以外は基本的に平日の朝8時から夕7時頃まで保育園にいるので、姉のYちゃんや従姉のLちゃんの幼稚園時代と比べて、習い事をあまりしていません。 土曜日にはパ…

2017夏③ 「自由研究」

小学4年生のYちゃんの学校から出された夏休みの宿題は、各教科の問題が詰まった「夏休みワークブック」、毎日の行動を1行で記録する「1行日記」、その中で一番印象深かった一日分だけを書く「絵日記」、浜田広介の童話の「読書感想文」、それと「自由研究」…

2017夏② 「チェロが我が家にやってきた」

クラシック音楽に関しては素人同然の我が家ですが、この夏はクラシック音楽をやや身近に感じることができました。というのが、半年ほど前からチェロを習い始めた孫のLちゃんが、YMCAの水泳教室に参加するために1週間我が家に滞在したときに、チェロを…

2017夏① 「孫三昧」

今年は、ここ数日間だけは別ですが、孫三昧の夏を過ごしています。というのが、まず、7月下旬から8月下旬まで、共働きの娘のところのYちゃんを我が家で預かっていること。小学4年生になったので学童クラブの利用ができず、長い夏を日中1人で過ごさなければ…

敗北

昨日(7月2日)には、大きな敗北(他方から言えば勝利)が相次ぎました。まず、東京都議会議員選挙で自民党が57議席から23議席へと半分以下に、民進党が15議席から5議席へと3分の1まで落ちてしまったことです。両党とも相当の反省をしなければなりません。 も…

現代保育事情

孫のKくんが通う保育園には大変お世話になっているところですが、ここも含め保育園というところは、子どもを長時間預かって親に代わって保育をするのが主目的のため、子どもを安全に過ごさせるということ以外に、就学前教育的なことは特段何もなされていな…

Kくんの保育園

前回のブログに書いたように、週に1、2度、孫のKくんを保育園に迎えに行くようになりました。娘の家から徒歩3分くらいにあるこの認可保育所は社会福祉法人立で、都内に数カ所、系列園があるようです。広い園庭を持ち、2階建ての園舎の1階には0〜2歳児の部屋…

子育て支援モデル?

娘が昨年5月に専業主婦から常勤で就業したため、小学校3年生になったYちゃんは授業終了後は同じ校内にある学童クラブで過ごし、Kくんは自宅から徒歩3分のところにある認可保育園に通うという生活が始まりました。それから1年間、学童クラブも保育園も19時…

ジューンベリー

5、6年前に植木屋さんに植えてもらった庭のジューンベリーの木の実が熟して、収穫の時期となりました。この木は、当初は2メートルに満たなかった若木でしたが、その後どんどん伸びて、今や4メートルを超えているため、収穫作業も大変です。 昨年までは手の届…

気になる話し方

先日、昔の職場の仲間と飲んでいたら、若い女性を中心に語尾を上げる話し方が広がっていることが話題となりました。「○○がぁ↑」「○○でぇ↑」「○○にぃ↑」などの話し方です。このような話し方をされるのがどうも苦手で、何とかならないものかと、おじさん一同で…

旧交⑤ 「蒼穹万里」

高校の関東地区同窓会総会に出席しました。母校は福岡県立で、今年で創立100年を迎えたということ。記念の意味もあるからか、旧制中学校時代に卒業した大先輩から数年前に卒業した若者まで400名を越す参加者で賑わい、郷里からも市長や現在の校長などが来賓…

旧交④ 「鳴戸親方」

3月末で仕事を辞めましたが、それまでご苦労さんということで、大相撲5月場所12日目の枡席のチケットを贈ってくださった方がいたので、ありがたくお受けし、私の後任者も含む後輩3人を誘って、昨日観戦に行って来ました。 今場所は稀勢の里フィーバーもあっ…

旧交③ 「山菜採り」

学生時代に同じ下宿の隣の部屋にいた友人が5年振りくらいに東北から上京し、連絡をくれたので、早速会おうということになり、横浜駅の地下街で昼間から飲みながら旧交を温めました。 彼は出身が東北で、都内の民間企業に就職。結婚してしばらくは首都圏にい…

旧交② 「手談会」

20年くらい前にいた部署のOB仲間が続けている囲碁サークルに、引退を機に入れてもらいました。隔月の特定週の金曜日に新宿の囲碁サロンを会場として開かれており、先週、初めて出席しました。 まず感心したのが、その碁会所の広さときれいさ。50盤くらい置…

旧交① 「地域寄席」

先々週の日曜日に、元職場の後輩が席亭を務める、千葉県内のある地域寄席に行って来ました。出演の噺家は、立川流唯一の女流の立川こはるさんと笑点司会の春風亭昇太の弟子の春風亭昇羊さん。2人とも二つ目の若手です。 小柄でボーイッシュな容姿のこはるさ…

働き方改革に思う

ゴールデンウイーク(GW)が終わりました。今年は9連休になった人も多いとか。1年で一番爽やかな季節にまとまった休みが取れて、現役世代にはありがたい期間だったのだと思います。毎週GWの私には、どこに行っても混み合っているのであまりうれしくはな…

昔の新聞切り抜きから

退職して家に籠もるようになった者がまず始めるであろうことの一つ、自分の部屋の大整理を敢行しました。本や書類などを高さにして1メートルくらい廃棄することができてすっきりしたのですが、その過程で出てきたのが、茶色く変色した大昔の新聞の切り抜き。…

肩の荷を下ろす

3月いっぱいで半世紀近い勤労生活に幕を閉じました。4月からは晴れて悠々自適?の身。通勤に伴う身体的な負担の軽減というよりも、仕事を抱えているときの責任感など精神的な負担から解放されたことの効果が大きく、心がすっかり軽くなりました。これまで私…

清澄な日々

飲酒歴が半世紀を超え、飲酒を人生の大きな楽しみの一つとしてきた私ですが、この夏、世間に公言できる程度の酒断ちを行い、それに成功しました。 酒なら何でもござれ。特に真冬の熱燗と真夏の焼酎水割り、春秋やちょっと気取ったときのワインなど、あまり量…

2016夏・孫たちの記録

何年か前までは、夜寝入りばなに少しエアコンをかけるだけのエコ生活をしてきた我が家ですが、年々こらえ性根がなくなり、今年の夏は昼間からエアコンをかけっぱなしという有様。暑い夏でしたが、孫たちは元気でした。 まず、息子夫婦のところのLちゃん。ピ…

子ども囲碁・将棋教室

今年の初め頃から、ボランティアとして、地域の子どもを対象とした「子ども囲碁・将棋教室」を始めました。年長の園児から小学6年生までを対象とし、隔週の日曜日の午前、9時から10時半が囲碁教室、10時半から正午が将棋教室として、自宅の居間で教えていま…

合わせて3段

このたび、将棋のアマ2段の免状を取得しました。趣味、道楽の資格としては、一足早く20年くらい前に取得した囲碁のアマ初段、50歳代も半ばに取得した大型自動二輪免許、アマチュア無線免許4級以来の快挙?となります。 で、この2段免状の取得のために重ねた…

無電柱化

小池百合子都知事の就任後最初の定例記者会見記事を読んでいて、うれしくなったことがあります。それは、ある記者が「東京の無電柱化」をどう進めるかについて質問をしたのに対し、豊富な知識を元に我が国や東京で無電柱化が進まない理由や無電柱化のメリッ…

養生訓

雑誌読み放題のビューンで、ある月刊誌に養生訓が特集されていました。著者の貝原益軒は江戸時代の人ですが、その当時としては平均を倍以上も上廻る84歳の長寿を全うしています。 私は以前から、ブームとなっては直ぐに消えていくような健康法に惑わされたり…

もう一つの「戦後70年」・・・電柱と看板とコンクリートの国・日本

今年は戦後71年目なのでやや古ネタのテーマですが、平和の問題だけではないもう一つの「戦後70年」の問題として、戦後の日本で当たり前のように進められてきたことを、もう一度考え直してみたほうがよいのではないかという話です。アレックス・カーさんとい…

共生社会

前回ブログの通り、就労と育児の両立の問題を考える上で保育園の存在は不可欠ですが、その待機児童がなかなか減少しないという問題に、従来から関心がありました。保育所整備が進まない理由としては、特に都市部においては建設用地の不足があり、全国的には…

一億総活躍社会

アベノミクスの政策の一つとして一億総活躍社会の実現が目標とされ、その関連として女性活躍推進法が4月から施行されるなど、女性の就労による活躍を推進する機運が高まっています。その影響も受けてか、結婚以来10年余、専業主婦を続けてきた娘が、昔のキャ…