5分48秒

  表題は、5歳9ヶ月になるYちゃんの初マラソン、1km完走時の記録です。先週の日曜日の夕方、Yちゃんからやや高揚した声で電話がありました。よく聞いたら、「パパと一緒にたくさん走ったの。お腹が痛くなったけれど頑張って走ったの」との報告でした。「○○くんのママからおむすびもらって食べた!」という話も一緒でした。娘が出てきてフォローした話では、調布の味の素スタジアムでマラソン大会が開かれ、娘は5kmの部に、Yちゃんとパパは1kmの親子手つなぎランというのに参加したそうです。
  手つなぎといっても、ゴールの時に手をつないでいればよいので、途中はYちゃんは一人で走ったのだと思いますが、初めて1kmも走って、6分を切った記録を出したのはすごいと思います。普通、1kmを、大人の上級者で4分台、中級者で5〜6分台、初級者で7〜8分台と言われています。途中でお腹が痛くなって歩きそうになったけれど、パパに励まされながら、全部走りきったとのこと。走っていて脇腹が痛んでくるのは、子どもに多く、また、日頃運動をしていない大人にもあるのですが、急にスピードを上げることにより横隔膜が激しく動き、痛みとして現れることが原因のようです。ゆっくり走って深呼吸をすれば解消するのですが、とにかく我慢して走りきったのはエライと思います。

  日頃から高尾山に麓から登ったり、卒業記念には北岳登山もするという、「遠足幼稚園」に通っているお陰と思いますが、Yちゃんの元気ぶりには感心します。なお、娘は5kmを32分の記録であったとのこと。幼稚園のママ友達の影響で今年に入ってから急に走り始め、今回が2回目のランであった割にはまあまあの成績だと思います。パパも昔取った杵柄でテニスを再開しており、いずれ、その基礎体力づくりに一緒に走り始めるかもしれません。Yちゃん一家がスポーツに目覚めたのは、大変結構なことと喜んでいます。
  60歳代になって仲間に無理矢理引きずり込まれ、年に2回ほど、河川敷の大会で5kmの部を走っている私の記録は35分前後。Yちゃんにさらに引き離されないよう、サボってばかりいた練習を再開しようと決意を新たにした次第でした。